makoto_fujimotoのblog

株式会社進角
代表 藤本信のブログです
どうぞよろしくお願いします

カテゴリ: 雑感

昨夜、たまたま飲み会があったヨメと最寄駅で待ち合わせて帰った。
予定外の雨で傘を持っていなかったようだ

23時

時間も遅かったので夕食用にセブンイレブンで鍋焼きうどんを買った

そして丘の上にある我が家のマンションに近づいた時、ヨメが叫んだ

「あ!電気がついてない!」

なんと、うちのマンション近辺の区画だけ停電が起こっているのだ

3.11と同じ状況である

そして俺は最高レベルのドヤ顔で懐中電灯を取り出した

あの日、近所一帯が大規模停電に見舞われて大変な思いをしたこともあり、以来カバンの中に懐中電灯を忍ばせてあるので、その明かりを頼りにマンションに侵入した。非常灯は前回同様に長時間の停電でバッテリーが切れたようで一切ついていない(非常灯は本来逃げる時のもので30分程度しかバッテリーが持たないらしい)。

ここまでは想定内だ、おちつけ、おちつけ

常駐している管理人室に行って状況を確認したところ、21時半くらいに近くの変電所で障害が発生し、○○町と○○町の一帯が停電になっているとのこと。ただ間もなく(23:30ころ)復旧する見込みだという。

うちのマンション管理組合では、3.11の教訓で停電で真っ暗闇になる階段の電灯については、LED型かつバッテリーが長時間持つタイプに代えられていた為、明かりがついた非常階段を登って難なく部屋にたどり着くことが出来た。

僕は3.11の経験で、マンションのインフラの何が使えて何が使えなくなるのか分かっていたので比較的落ち着いたものだが、ヨメは当時復旧後に帰宅して計画停電にも遭遇していなかったので、初体験に少し興奮気味。

停電で使えない主なもの
・水道
・お風呂
・インターネット
・トイレの洗浄

使えるもの
・電話(こんな日の為にアナログ)
・ガスコンロ
・1Fの水道

とりあえずガスコンロは使えるのでコンビニで買ってきた鍋焼きうどんを食べながら復旧を待つ

待つ。。

電気がこない。。。

結局、復旧予定時刻になっても電気がつかないし寒いので、シャワーも諦めて寝ることにした。

歯磨きには、常備を徹底しているミネラルウォーターを使用。肝心のトイレは、3.11に真っ暗闇の階段を携帯の小さな明かりを頼りに罰の様に重い水を運んだ教訓から、水を貯めたポリタンクをベランダに配備してあったので、いざという時も問題なし。当時日本中で品薄になったカセットコンロのカートリッジも常時3本以上の予備を備えるようにしているから、ガスが止まっても最低限の暖かい食事はできる。

このように思いがけない停電で3.11の教訓が大いに生かされた我が家だったが、結局電気が復旧したのは予定時刻を大幅に過ぎたAM2時か3時くらいだったようだ。うちはたまたま11時過ぎの帰宅だったからそれほど被害は無かったけど、もし停電が起こった9時半ころ家にいたら夕食や入浴にあたる時間なのでもっと大変だったんじゃないかと思う。幸運をかみしめたい。

今回の停電では、いくつか新たな問題点も洗い出されたので、ヨメと相談しながら災害時の脆弱性をつぶしていきたいと思います。

このブログがどなたかの参考になれば幸いです

外国人、とくにアメリカ人が表現する「my business」というニュアンスがすき

私がやるべき仕事
私が取るべき責任
私の生業(商売)
私の領域(分野)
私の課題
などの意味が含まれていますよね

日本人は営業や経営以外の職務について、ビジネスと表現することが少ないと思います。例えばプログラマやデザイナが「私のビジネスは」などの文脈で語ることはあまりありません。

だから私は、職務上かかわる事柄をビジネスつまり"商売"と表現することで、より職業に対して使命を感じ、自覚的になることが出来るのではないかと考えます。

また自分を専門職つまりプロフェッショナルだと自負するなら

(1)仕事の範疇と仕上がりに関する達成基準
(2)サービスとして対応してあげること
(3)要求が膨らんだ場合の追加コスト含む対処方法

などに関して、上司や顧客から示されなくても自分なりの考えを持ち、業界・世間とのレベルを保ち、さらに磨きをかけていかなくてはならないと思う。よほど特殊な分野じゃ無い限り、同一品種や同一サービスであれば、どこの組織に所属しても7割はそのまま生かせるんじゃないかと思う。

○○が無いこと、つまり否定形を証明せよ、保証せよ、と主張する側は常にアンフェアだと思います。

例えばピンク色のカラスが存在しない事を科学的に証明するには、世界中のカラスを一匹残らず調査する必要があって実質不可能です。

だから「絶対」などと言った気休めの嘘を為政者や科学者や経営者は安易に使ったり、あるいは要求するべきではないと思う。まずは万が一の事が起こった際の責任者を明確にしておくべきですが、科学者は職掌上この立場に日常的に就いていません。

私たちの社会には、科学的見地では危険性が0%になり得ない不都合な事柄が無数に存在していますが、それをカバーするのが保険であり組織の責任制であり、最終的には国家が責任を取ると言うコンセンサスの中で車に乗ったり食事をしていたのではなかったのでしょうかね。

その昔、初めて業務にコンピュータを中心に使う会社に転職した。

僕の少し後に入社した同僚と、使ったことのないシステムを前にああでもないこうでもないしていたら、自分達を気にかけてくれていた、ちょっと一癖あるオヤジが見かねてアドバイスをくれた後に言い放った言葉。

「お前ら、コンピューターってのは"感"で動かすものなんだよ!」

これだけ日進月歩で進化&変化し続けるコンピューターやソフトって、いちいち新しいものをマニュアルや講習で覚えるのは非常に徒労が多い。 だけど、実際のところ根本的なアーキテクチャーは、CPUがあってメモリがあって入出力装置があってそれをコントロールするOSがあってと、人間が作った物だからそれほど変わらないんですよね。  スマホやiPadだって裏でコントロールしているOSのルーツはUNIXだ。

当時は「何かっこつけてんだよ」くらいにしか思ってなかったけど、彼は新機種や使ったことの無いコンピュータを前にしても、ある程度"感"で動かせなきゃいかんよってことを示唆してくれていたのだ。

あと今になって言えるのは、オジサンになると体力と気力が劣ってくるから、経験値と"感"で若者に負けないようにしなきゃならないってことでもありますね(′∀`)

厨房やカウンター越しに店員達の私語が漏れ聞こえてくるお店が嫌い。

こないだ行ったハンバーグ屋では、店員達がやたらと仲がよく和気あいあいとおしゃべりしていた。そのうち一人のバイトが帰る際に他のバイト達が発した「おつかれさまーーーー!」 って声が、客に対する「いらっしゃいませ」より大きかった。

従 業 員 は だ ま っ て
目 立 た な い よ う に 帰 れ ば い い か ら

特に一人で食べてる時などに、どうでもいい店員達の会話がやけに気になったりするんだよね。そんな店はなぜか飯がまずく感じるし落ち着けない。

僕は接客業の従業員同士は必要以外の会話は避け、客とのコミュニケーションを重視したほうがいいと思うんだよね。 特に厨房はストイックなプロらしい雰囲気のほうがうまい料理が出てくるような気がする。

私たちが日常的に交わしている言葉の中に語源が魚釣りにまつわるものが意外と多くあります。また常用されることは少ないですが、魚釣りにまつわる諺(ことわざ)なども日常の出来事を暗示してものが多くあります。これらは何気なく使用されていますが、実際の魚釣りを体験しているのと、いないのでは文脈の伝わりが段違いになると思います。ですから魚釣りをできるだけ若いうちに体験しておくことを僕はおススメします。

【ポイント】
魚は海や川の中を均一に泳いでいるわけではなく、餌が豊富だったり外敵に襲われにくい場所や水深に偏って生息しています。このような特定の場所を見つけるには日々の情報収集や創意工夫、そして場合によっては餌付けや物量作戦が必要となります。ビジネスにおいてはポイントを見つけたり活性化するのがマーケティング活動と言えますね。

【一本釣り】
カツオの一本釣りが有名ですが、一人の漁師が一本の竿と針で魚を一匹ずつ釣り上げるという潔い釣りです。余計な試みをせず、狙いを明確に定めて集中して狙うという戦術です。

【海老で鯛を釣る】
これは少ない投資で大きな見返りを得ることの例えですね。たまに安物の仕掛けでいい加減に糸を垂れていたら思いがない大物や高級魚が釣れるこがあります。仕事でたなぼた的な成果が出ることもたまにありますね。

【こませ(撒き餌)】
ポイントを狙うのではなく、集魚効果の高い細かな餌を自分の釣りやすい場所にばら撒いて、おびき寄せられた魚を集中的に釣り上げる能動的な方式です。チラシや試食やクーポンなどの一般的な広告手法ですね。

【ごぼう抜き】
この語源は魚釣り用語ではなく、実際のごぼうを収穫する際に一か所を引っ張ると一気に全体が姿を現す様をとらえたものだと思いますが、魚釣りでもよく使われます。通常魚がかかったら取り逃がさないように慎重に竿を操って糸を手繰り寄せ、大物であれば最終的に網などを用いて取り込みますが、躊躇せず一気に竿の弾力と糸の強度を頼りに魚を水中から引っ張り上げる行為です。

【逃がした魚は大きい】
失ったチャンスは大き目に見えるものです。また「あと少しのところで・・・」という言い訳をしてしまうのはオトコの性ですね。

【見える魚は釣れない】
釣り場の透明度が高いと泳いでいる魚が見えることがあります。しかし不思議なことに、そこに仕掛けを投げても魚に見向きもされず釣れないことがむしろ多いのです。これは透明度が高いゆえに相手(魚)からも釣り人や敵の様子が良く見えて警戒している状況にあるのです。

--2014.5.22加筆

【スレる】
エサをたくさん与えられてお腹がいっぱいになったり、ルアー(疑似餌)がひっきりなしに投げ込まれるので興味を失ったりエサじゃないことがばれて簡単には釣れなくなってしまった状態です。こんな時はあきらめて釣り場をしばらく休めるか、違ったエサや仕掛けで魚の興味を引く必要があります。

サービス業の延長でWebを活用しているだけなのに、「IT業界」とくくられている企業がたくさんあることに違和感があります。また以前はWeb開発が中心だったような企業が、現在ネットショップやメディア運営にと業態がサービス業に変化したのに、未だIT業界のくくりに入っている場合もあると思います。

ちなみに往年のホリエモン騒動では、ITというよりInternet Service(IS)から波及したビジネスをしていたにも関わらず、IT業界の寵児みたいに扱われ、さんざん持ち上げられた挙句に逮捕、牢獄されました。おかげでそれ以降我々IT業界は世間から少し胡散臭い目で見られるようになり、国内IT投資市場も冷え込んだまま現在まで回復していません。

また先般のコンプガチャ騒動の渦中にある企業もIT業界のくくりになっているようだし、スマホアプリによる個人情報の不正取得事件に絡んで逮捕されるのも、決まってIT企業の社長や役員。それらは情報サービス業や広告業でしょう?

2大政党は数年前、人気にあやかってIT寵児を持ち上げたり、偽装メールに騙されるというIT音痴ぶりを発揮して痛い目にあってきたから、それに懲りたのか一向に国内IT業界を支援したり保護する政策を行う兆しすらないし。

これじゃあIT業界の評判はよくないよなぁ。

僕はかつて、21世紀になったとたん世界規模でコンピュータシステムが誤作動して大きな社会問題が発生すると予想された「2000年問題」について、当時プログラマの立場として複雑な感慨を抱いたんですよ。

「システムって以外と長持ちするんだな…」
「あの時組んだロジックは99年までしか想定してなかったよな…」
「他にも社会インフラで同様のバグがあったら大変なことに…」
こんな不安があったので、実は食料品の買いだめを行っていたりした。

だから「どうせ数年の寿命だろ」などとたかをくくり、想像力に欠けるシステム設計はしちゃいけないって事を自ら戒める意味も込めて、要件を"ただ"実現するシステムエンジニアではなく、様々な将来性を考慮に入れたアーキテクチャを創造する"アーキテクト"と自称することにしたんだった。

高校に入学した年に1年間だけ美術の授業があった。

当時担当した美術教師が少し変わり者だったらしく、15歳の僕には彼の言葉がしばし理解不能だったことを思い出す。その先生が話している感じから他の教師達からも少し煙たがられている様子だった。

そして彼は授業初日からインパクトのある言葉を僕らに言い放った。
彼の言葉というかポリシーのようなものをまとめると次のようなことだった。

「私はその辺の連中と違って毎日欠かさず絵を描いている。だから私はまぎれもないプロである」

プロという言葉からプロ野球程度しか連想できなかった無知な僕たちは、そんな特異なことを繰り返し言う彼に「プロ」というあだ名を付けるほど珍しがった。しかしバカにしながらも頑ななポリシーを保ち続ける彼に誰もが内心一目を置いていたような気がする。

*****

今日の帰り道、27年の時を経て急に彼の口癖を思い出してびっくりした!

その通りだったじゃないか!!

継続し続けることを前提とし、その技術を日々磨き続けられる者がプロフェッショナル。

今思えば彼の授業が1年しかなかったことが少し残念だったが、じつは彼は授業初日で唯一無二のことを僕らに教えていて後の授業はおまけにすぎなかったのだ。

あー、なんていう先生だったっけ

本日の大安に合わせて、いよいよ会社の登記手続きを行う。定款の認証は通っているので問題は無いでしょう。

思えば、僕が社長という立場に成りたいと思ったきっかけはとても安直で、小学生の頃にワイドショー番組で見た「宮尾すすむと日本の社長」というコーナーがとても好きだったからだ。そこに映し出される社長の姿は成功者としての貫禄と自信に満ち、そしてお金持ちで仕事以外にも人生を豪快に楽しんでいるように見えた。

社会情勢や社長の振舞い方も当時とはずいぶん変わってしまったけど、あこがれだった社長達のように小学生にでも「ああなりたいな」と夢を与えられるようになりたい。

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