隣のビルに勤務していると思われる技術チームがほとんど丸一日を要してようやくメールサーバの復旧を終えたようだ。とりあえず「お疲れ様でした!」と言いたい。何なら今朝スタバでもらった二杯目100円で飲めるレシートをあげてもいいくらいだ。
きっと当事者達はプチ「プロジェクトX」か「24」みたいな修羅場を味わったに違いない。でも月1,680円で会社の基幹業務に利用するにはタダみたいなサービスなので、僕は彼らに文句は言わない。
これほど時間がかかった原因はおそらくとても単純で、クラウド上にたまった大量のメールBOXファイルの"コピー"に時間を要したことだと思う。
最近は"メールをサーバに残す"がデフォだから1アカウントあたり数千数万ファイル溜まってるなんてざらでしょう。ファイルコピーの時間って容量はもちろんのこと、ファイル数が多いと"オーバーヘッド"がバカにならないんですよね。だから大量のファイルが存在するサーバに万が一障害があった場合、復元にとても時間がかかる。
この解決にはメールデータをデータベース化して連続したアーカイブとして取り扱うなど、根本的なメールシステムの設計見直しが必要になるはずです。
ちなみに少し前にWebA****で発生した障害では、結局クラスタファイルシステムの復旧が出来ずにクラウドサービスをやめちゃうくらい深刻な事態になった。クラウドも決して夢のソリューションではないってことですね。
コメント