makoto_fujimotoのblog

株式会社進角
代表 藤本信のブログです
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高倉健の「不器用ですから」という有名な台詞がありますが、失敗を繰り返すけど素朴で憎めない性格の人は、現実の社会でも、そこそこ好感が持てる人物として扱われることが多いのではないでしょうか。

逆に「器用ですから」と公言しても、むしろ"いやな奴"と後ろ指を差される可能性があるからそんなことは誰も言わない。

しかし実際的な仕事や生活においては、器用な方が作業がうまくできるし、自分や周囲に対しても、将来に渡って利益をもたらす可能性が高いことを誰でも知っている。また不器用な奴は教育にも時間がかかるし、仕事を任せた場合のリスクも大きい。

でもキャラクターとしては「不器用」な方がおおむね好感を持たれる

これは器用であることが"利益"を象徴しているせいだと思う

なぜか日本人はビジネスの場において、どの程度の利益を取っているか、どの部分から利益を生み出しているか、明らかにすることを毛嫌いする傾向にあると思う。

以前、大手の人材派遣会社が散々たたかれた際、"ピンはね"と労働者側が訴えた出来事があったが、僕はすごい違和感を感じた。なぜかと言うと"ピンはね"すなわち手数料収入等を原価に上乗せしなかったら、どうやって派遣会社は経営を続けられると言うのだろうか。そして、この企業が何パーセントの粗利を取るのが妥当であるか、という肝心な議論は全くされなかったと記憶している。

したがって、この国で本当に器用な人は逆に、不器用で汗をかいて何とかギリギリのところで仕事を仕上げたように見せ、利益なんかには疎いことをアピールする必要がある。

昔から「もってけ!ドロボー」とわめいて、全く利益が出ないどころか、赤字覚悟であることをアピールすることが営業手法の一つとして浸透している。本当に利益が全く無いのに、こんなことをする奴がいたら単なる馬鹿だ。

だからオリンピックの代表選手は出場の理由として、「自分の最も有効な資源は身体能力なので、これを最大限に活用して金メダルを取って、人生を経済的に有利にしたかったのです」などと絶対言ってはいけない。

このように「利益に疎いほうが由とされる」国民性が、グローバル化にうまく適合できず、というか他国にまったく理解されないことが、20年近くにも渡って負け続けている原因じゃないかと思う。

腹を割った話って言うのは、私の利益とあなたの利益をオープンにして妥協点を見つけましょう、ということだと思う。それがイヤならもう一度鎖国したほうがいい。

自分がマネジメントしてきた組織や事業を"属人的"と揶揄されることがある。でも逆に思うけど属人的じゃなく、誰がやってもできるようにマニュアル化され、裁量範囲が狭い仕事って楽しいのか?試行錯誤して最終的に属人的なノウハウをシステム化して一儲けするのがビジネスの醍醐味じゃないの?

あ、わかった!
みんな"システム"に組み込まれたがっているってことね

オレは社会に出てすぐに"システム"の圧倒的な差別と違和感を感じたけどね

あれ、今日はなんか少し左から風が吹いてるなぁw

ホウ・レン・ソウがなってないとか
指示した事をサボっててクレームに発展したとか
注意した次の日も遅刻するとか
見積りがとんでもなく間違ってるとか
同じミスを何度も繰り返すとか

なにかと目下の人間を頭ごなしに怒らなきゃいけないシーンはよくある

でも最近ふと思う

「オレらこんな風に上司から怒られたことねぇよなぁ」

そもそも若い時ほど気を利かして期待値の120%や130%の作業をこなして
やる気を示すのが普通じゃね?
当然ほめられるし可愛がられるからモチベーションもスキルもあがる

頼む人は普通、細かいプロセスや目的や背景について説明しないからね。
言われたことだけやっても満足はしてくれない。

でも最近、怒られずに上に行った人間と、怒られながら育ってある時点で目から鱗が落ちた人間では後者の方がいまどきの子向きの管理者に向いているという気がしてきた。

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