「てぼっけ」という秋田弁があるけどこれに相当する標準語が見あたらない
秋田弁は何かの語句を短縮した形が多いので、伸張すると「手が呆けている奴」ということだろう。
利用シーンとしては、道具をうまく使えなかったり、グラスをしょっちゅう倒したり、レジ打ちがおぼつかなくて時間がかかったり、料理の手つきが悪かったり、見ている人をイライラさせる様な"手の不手際"を目撃した際に「この!てぼっけっ!」と思ったり言ったりする。
「不器用」 ・・・これは行動だったり性格まで入るからなんか違う
「ぶきっちょ」・・・ニュアンスとしては近いが、なんか甘えた感じが違う
「手元が狂う」・・・これは"てぼっけ"の結果だし
「ドンくさい」・・・これは意味が広すぎる
つまり標準語には手先が頭のように呆けている状態についてうまく表現する言葉が無いんじゃないかな。思うに江戸や大阪をはじめとする"都会"では専門の職人による商工業が発達してきたので一般市民はある程度"てぼっけ"でもそれほど支障がなかったから、言葉も生まれなかったんじゃなかろうか。
さらにエスカレートすると「あだってらんでねが!」となったりするが意味は割愛するw
これに似た感じで「よったいね」という方言があって、「用が足りない」「頼りない」つまり使えない人間を揶揄する言葉もある。
なかなか方言は面白いね
秋田弁は何かの語句を短縮した形が多いので、伸張すると「手が呆けている奴」ということだろう。
利用シーンとしては、道具をうまく使えなかったり、グラスをしょっちゅう倒したり、レジ打ちがおぼつかなくて時間がかかったり、料理の手つきが悪かったり、見ている人をイライラさせる様な"手の不手際"を目撃した際に「この!てぼっけっ!」と思ったり言ったりする。
「不器用」 ・・・これは行動だったり性格まで入るからなんか違う
「ぶきっちょ」・・・ニュアンスとしては近いが、なんか甘えた感じが違う
「手元が狂う」・・・これは"てぼっけ"の結果だし
「ドンくさい」・・・これは意味が広すぎる
つまり標準語には手先が頭のように呆けている状態についてうまく表現する言葉が無いんじゃないかな。思うに江戸や大阪をはじめとする"都会"では専門の職人による商工業が発達してきたので一般市民はある程度"てぼっけ"でもそれほど支障がなかったから、言葉も生まれなかったんじゃなかろうか。
さらにエスカレートすると「あだってらんでねが!」となったりするが意味は割愛するw
これに似た感じで「よったいね」という方言があって、「用が足りない」「頼りない」つまり使えない人間を揶揄する言葉もある。
なかなか方言は面白いね